ポーランド南部の村ミエイスツェ・オドジャンスキエでは、ほぼ10年の間、男の子が産まれておらず、人口統計学的な謎となっている。 消防隊員は「男の子がいないので、女性が（消防の）仕事をする必要がある」と語った。 女の子の多くは、伝統的に男性が担う仕事の訓練を受けている。 結婚したいかと聞かれた消防隊員は「もちろん結婚したいけれど、私たちの主な目標は新しい消防車を入手すること。この車は44年も使われているから。できる限りメンテナンスをしているけれど、ある日出動するときに急に車が動かなくなったら困る」と話した。 この地区のトップは、最初に男児を産むカップルに報酬を与えるとしており、「ここで9年ぶりに男の子を産む両親にとって、素敵なサプライズになると思った」と述べた。

［ソウル　１６日　ロイター］ - 北朝鮮で南北関係を担当する祖国平和統一委員会の報道官は１６日、韓国と再び対座することはないとの立場を示した。韓国の文在寅大統領は１５日、２０４５年までに朝鮮半島の和平と統一を目指すと表明し、北朝鮮に対話を呼びかけたが、これを拒否した格好だ。 北朝鮮は先週始まった米韓合同軍事演習に抗議し、ここ数週間に短距離ミサイルの発射を繰り返している。 報道官は、南北対話が失速し、両国首脳による昨年の歴史的会談での合意の実行が行き詰まっているのは完全に韓国の責任だと主張し、米韓軍事演習は北朝鮮に対する韓国の敵意の表れだとあらためて非難した。 その上で「いずれ明確になることだが、韓国当局者とこれ以上話すことはなく、再び対座する気もない」と言明した。 韓国の文大統領は１５日の演説で、「北朝鮮による最近の懸念すべき行動にもかかわらず、対話に向けた勢いは揺るぎない」と述べた。 北