フロントエンド開発において、スタイリングはデザインの自由度と生産性を両立させるための重要な要素です。Tailwind CSSはその手軽さとパフォーマンスで人気がありますが、より柔軟なスタイリングを求める場面もあるでしょう。一方で、CSS-in-JSのような複雑なアプローチに踏み込むのは躊躇われた経験がある方は少なくないかなと思います。そんな時におすすめしたいのが「Class Variance Authority(CVA)」です。CVAは、Tailwind CSSを活用しつつ、variantsの管理やスタイリングを簡素化するためのライブラリです1。このブログでは、CVAを利用することで、いかに効率的に自由度の高いスタイリングが可能になるかをご紹介します。 CVAのある時・ない時 CVAがどんなものかを説明するには、実際のコードを見てみるのが一番です。まずは、CVAを使わずにTailwind