原発 不明の2人遺体で見つかる 4月3日 12時19分 東京電力は3日午前記者会見を開き、福島第一原子力発電所で先月11日の震災のあと行方が分からなくなっていた、東京電力の社員2人が遺体で見つかったことを明らかにしました。 それによりますと、遺体で見つかったのは、東京電力の社員で福島第一原発の第一運転管理部に所属する小久保和彦さん(24)と寺島祥希さん(21)の2人です。当時、福島第一原発の4号機で行われていた定期検査では、電源操作や弁の開閉作業を担当していました。2人が地震のあと、タービン建屋に行ったという情報があったため探したところ、建屋の地下1階で先月30日の午後、相次いで見つかり、その後、死亡が確認されました。医師の診断によりますと、2人の死亡推定時刻は先月11日の午後4時ごろで、津波の直後とみられ、全身を強く打ち出血が多かったため死亡していたということです。東京電力の勝俣恒久会長