介助者たちは、どう生きていくのか―障害者の地域自立生活と介助という営み 作者: 渡邉琢出版社/メーカー: 生活書院発売日: 2011/03/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 100回この商品を含むブログ (10件) を見る 【目次】 第1章 とぼとぼと介助をつづけること、つづけさすこと 第2章 障害者ホームヘルプ制度 ― その簡単な説明と課題 第3章 障害者介護保障運動史―そのラフスケッチ?70年代青い芝の会とその運動の盛衰 第4章 障害者介護保障運動史―そのラフスケッチ? 公的介護保障要求運動・自立生活センター・そして現在へ 第5章 障害者運動に対する労働運動の位置と介護保障における「労働」という課題 第6章 障害者自立生活の現在的諸相―介助者・介護者の関わりのあり方から見て あとがきにかえて―介助者たちは、どう生きていくのか ぼく自身が、縁あって本を出すことになった。上記
2010年 3月に でた本に『外国人をめぐる生活と医療』というブックレットがある。ほかにも いくつか本がある。手もとにある本と検索して みつけた本を まとめてみる。あたらしいものから ならべる。 難民支援協会編 2010 『外国人をめぐる生活と医療―難民たちが地域で健康に暮らすために』現代人文社 山村淳平(やまむら・じゅんぺい) 2010 『難民への旅』現代企画室(「なにが外国人医療を貧しくさせるのか」200-214ページ) 西村明夫(にしむら・あきお) 2009 『疑問・難問を解決! 外国人診療ガイド』メジカルビュー社 移住労働者と連帯する全国ネットワーク 編 2009 『多民族・多文化共生社会のこれから―NGOからの政策提言〈2009年改訂版〉』移住労働者と連帯する全国ネットワーク(第7章「医療と社会保障」) 外国人医療・生活ネットワーク編 2006 『講座 外国人の医療と福祉―NGO
Translation can be an underpaid, anonymous job. Yet it is crucial for the cross-fertilisation of literature and for Maureen Freely, it has become a deeply satisfying life's work Outside the Anglophone world, it is not unusual for novelists and poets to work at some point in their lives as translators. Though most will say that they did so mainly to subsidise their own writing, it is often clear, w
Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しい本が出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷
G★RDIASブログの、font-daさんによるエントリーで、リブに関する本が2冊ほど紹介されている。 私の名前も脚注で出していただいているし、ネットでこういうリストはあまりまだ出ていないのかもしれないので、私の手元にあるリブ本をいくつか紹介。 抜かしているものもあると思うので、これ重要なのに抜けてるぞ!というものがありましたら、コメント欄に書いていただけると嬉しいです。(私もまた後で、ほかに思いつくかも、、) まずはリブを語るに必須のこの3冊。当時のリブの書き物のコレクション。これだけの資料を選び、各団体や文章の著者に連絡をとり、、と、編集は大変な作業だったという。1〜3巻まで、年代、テーマ、地域と複数の柱のもとに構成されており、リブがいかに一極集中ではなく、さまざまな地域で起きていた多様な動きだったかというのがわかる。 資料日本ウーマン・リブ史 (1) 作者: 溝口明代出版社/メーカー
アラブで発禁『蜜の証拠』のネイミさん 「西洋との橋渡しを」2010年9月28日「詩人として、ジャーナリストとして活動してきたことが今回の作品につながりました」と話すサルワ・アル・ネイミさん=郭允撮影 パリで暮らすアラブ女性の性愛を描き、アラブ世界のほとんどで発禁処分になりながら、イタリアなどでベストセラーになった小説がある。国際ペン東京大会にあわせて来日したシリア生まれの作家サルワ・アル・ネイミさんの『蜜の証拠』(斎藤可津子訳、講談社)だ。からだを通して、本来自由であったはずのイスラム文化の本質を明かしていく。 アラブの古典性愛書に出会い、読みふけるようになった図書館司書が、それをともに試した〈思想家〉と呼ぶ男性との関係を告白していく物語。2007年にレバノンでアラビア語で刊行され、すぐにフランスの出版社などから翻訳の申し出があった。アラブ世界各地で発禁になってからは、インターネットなどで
ある学問分野において、もっとも基本的な事物を指し示す言葉を「基礎概念」といいます。基礎概念を組み合わせることによって、他の抽象度の高い概念を説明する、という形で学問という論理の体系が構築されていきます。したがって、基礎概念を定義することは、通常、その学問の入り口ということになります。 ところが、差別論において、「差別」という概念を定義することは、学問の入り口どころか、むしろ究極のゴールの一つとされています。なかなか上手に定義できないんですね。 例えば、2009年末に出たばかりの差別論の教科書を見てみましょう。好井裕明編『排除と差別の社会学』(有斐閣選書)です。いい本ですよ。おまけに、この分野には授業でそのまま使える教科書は少なかったから、貴重な本でもあります。 この本の中で差別の定義というと、冒頭でアルベール・メンミ『差別の構造』という古典からさらっと差別主義の記述が紹介されているだけです
最近、このブログのコメント欄や別ブログの方でちょっとくだらない議論をいくつかやってしまったのだけれど、その中でわたしのことを「左翼」と決めつける人がいたり、また別の人が「左翼とは思わない」と書いたりと、わたしの政治姿勢そのものが議題となった。また、どちらのブログにおいても経済学に関連した話題を取り上げることが最近増えており、なぜフェミニズムやセクシュアリティなど社会的公正の問題を中心的に扱っているブログにこうして経済学の話が頻出するのかと疑問に思っている人もいるのではないかと思う。本来わたしがどういう思想の持ち主であっても言っている内容を議論するのに関係ないだろうとは思うのだけれど、左翼フェミニストだから云々と「隠れた意図」まで想像されてあれこれ言われているようなので、今回はそのあたりを以前にも軽く取り上げた Thomas Sowell『A Conflict of Visions: Ide
ある意味どうでもいいことや、役立つかどうかもわからないような中身を、日々脳内から適当に垂れ流しまくりつつ、今日をなんとか生き存えることを思案してます。 印刷会社が考える電子書籍流通のあり方は「出版社と印刷会社の共同事業」である。両者は紙の出版物中心の「旧大陸」では手を携えて生きてきた関係。このまま仲良くグーグル、アマゾン、アップルなどのプラットフォーム企業が猛威を振るう「新大陸」に乗り出しましょう、というのが印刷会社の提案だ。 「俺らがプラットフォームやコンテンツ作成でいろいろ苦労してきたのに、後で割り込んでくるなボケ」(意訳)というほうが正しいと思う。そもそも今年は「日本における電子出版元年ではなく、ただのターニング年でしかない」。まあ、それを元年と記す、とかいわれると身も蓋もないけれども。 あとこの部分の直前にある記載と微妙に矛盾してる気がする。既に自前の電子大陸を持っててその領土を拡
山田有佳 2006「棚田を〈守り〉する人びと――伝統的棚田の保全と開発」『フィールドワークへの挑戦』菅原和孝(編)、pp.192-212、世界思想社。 エスノグラフィーをさらに学ぶために エスノグラフィー論やエスノグラフィーの実例のリストを「日本語で読める質的研究の文献(最新版)」に掲載しています。 エスノグラフィーの古典、マリノフスキーの『西太平洋の遠洋航海者』の文庫版が発売されました。増田義郎訳、講談社学術文庫。入手困難だったので朗報です。 エスノグラフィーをさらに学ぶために(英語の解説書) Atkinson, P., Coffey, A., Delamont, S., Lofland, J. and Lofland, L. 2001 Handbook of Ethnography. Sage. →エスノグラフィーについての包括的なハンドブック Spradley, J.
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ティム・ローレンスによる著書『アーサー・ラッセル(原題:Hold On to Your Dreams)』は、意義深い本である。自分が監修しているから言うわけではない。この本が売れようが売れまいが、僕のギャラは変わらない。 最初出版社のY氏からこの仕事を依頼されたとき、内心「嘘でしょ!」と思った。いくらなんでもアーサー・ラッセル......それは無謀である。職業音楽ライターのあいだでもたいして知られていないし、ただでさえ本が売れないこの時代にアーサー・ラッセルとは......、たしかに偉大なアーティストに違いないが......、僕はY氏に「大丈夫ですか?」と訊き直したほどだった。 ところがこの仕事に携わり、訳のほうが2章まで進んだ時点で、僕は素晴らしい著書に関われたと感激した。モダン・ラヴァーズの話まで出てくるとは思わなかったし、『アーサー・ラッセル』は、当初僕が想像していたよりもずいぶんス
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