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ブックマーク / hituzinosanpo.hatenablog.com (5)

  • 言語能力と刑罰―言語という障害。 - hituziのブログじゃがー

    2009年に「言語という障害―知的障害者を排除するもの」という論文を かいた。もくじは つぎのとおり。 はじめに 1. 言語権という理念 1.1. ひとつの言語とはなにか 1.2. 言語権のひろがり 2. 知的障害と「言語」 3. 言語学の倫理―ジーニーを実験台にさせたもの 4. 共生の条件とされる「ことば」 5. 知的障害者をとりまく社会環境―言語という障害と能力主義 5.1. 言語と世界観 5.2. 知的障害の判定テストと言語 5.3. 能力の個人モデルから「能力の共同性」へ 6. 言語主義からの自由、そして言語権のユニバーサルデザインにむけて おわりに 参考文献 こうした問題に関連して、最近 気になっていることがある。それは「言語能力」によって刑罰の軽重が左右されてしまうということだ。 浜井浩一(はまい・こういち)は『2円で刑務所、5億で執行猶予』光文社新書で、つぎのように のべてい

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    cohal
    cohal 2011/12/30
  • 日本の入国管理体制を 批判する。 - hituziのブログじゃがー

    の入国管理体制のなかで、収容されたり、強制送還されたり、労働や健康に関する権利を うばわれている ひとたちが いる。密入国した ひと、偽造パスポートで入国した ひと、資格外 労働をしてきた ひと、オーバーステイをした ひとたちだ。そのなかには出身国で迫害されていたため 国外に のがれてきた ひとたちが いる。難民と よばれる。 ほとんどの ひとが出身国では生活が たいへんだった。それは共通している。それなら、「入管に抑圧されている ひとたち」の うち、難民だけに焦点をあてることは あまり適切ではないと おもう。難民には難民の背景があり、移住労働者には移住労働者の背景がある。その ちがいは きちんと ふまえる必要がある。それぞれに支援団体が必要で、現に役割分担している。 けれども、日の入管体制に興味を もちはじめたときに、難民の人権だけに注目しようとする場合が あるように感じる。その点

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  • 「外国人」と医療についての本。 - hituziのブログじゃがー

    2010年 3月に でたに『外国人をめぐる生活と医療』というブックレットがある。ほかにも いくつかがある。手もとにあると検索して みつけたを まとめてみる。あたらしいものから ならべる。 難民支援協会編 2010 『外国人をめぐる生活と医療―難民たちが地域で健康に暮らすために』現代人文社 山村淳平(やまむら・じゅんぺい) 2010 『難民への旅』現代企画室(「なにが外国人医療を貧しくさせるのか」200-214ページ) 西村明夫(にしむら・あきお) 2009 『疑問・難問を解決! 外国人診療ガイド』メジカルビュー社 移住労働者と連帯する全国ネットワーク 編 2009 『多民族・多文化共生社会のこれから―NGOからの政策提言〈2009年改訂版〉』移住労働者と連帯する全国ネットワーク(第7章「医療と社会保障」) 外国人医療・生活ネットワーク編 2006 『講座 外国人の医療と福祉―NGO

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  • 10年まえのレポート(「民族フリー」のヤマト人)。 - hituziのブログじゃがー

    大学1年生のとき、なつやすみの宿題が でました。ショーック。原稿用紙 10枚以上。 わたしは、やまぐち県立図書館に かよって、「沖縄―「少数派」としての苦しみ」というのを かきました。少数派のところには、「マイノリティ」と ふりがなが ふってあります。いまでは、こういうことは しないですね。少数派の ふりがなは、あくまで「しょうすうは」ですから。 原稿用紙に てがきです。時代を 感じさせます。もくじを みてみます。 一、はじめに 二、皇民化政策について 三、完全に土に同化した沖縄人の姿 四、復帰後の土化―「土並み返還」について 五、沖縄問題に土日人はどのように取り組んでいくべきか 「完全に土に同化した」というのが誤解を うけそうなので、説明しておきます。これは、ある おきなわ人のを 批判的に検討したものです。 もし、沖縄が画一的な日土の文化、風俗に「浮いている」が故にヤマ

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  • 「人件費削減 研修生」で検索してみた(読書案内/制度改正について)。 - hituziのブログじゃがー

    安田浩一(やすだ・こういち)『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』光文社新書。 このは とても充実した新書で、しっかり取材して文章にしています。前半の第一部は中国人研修生について、後半の第二部は日系ブラジル人についてです。 ケン・ローチ監督 映画『この自由な世界で』。 この映画を ぜひ みてください。そして、『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』を よんでみてください。 さて、『ルポ 差別と貧困の外国人労働者』54ページには つぎのようにある。 送り出し機関も受け入れ機関も、研修制度の来の意味など初めからなかったかのような顔をして、露骨な宣伝を展開している。ネット上や宣伝パンフレットでは、次のようなコピーがあふれている。 「コストダウンの切り札として研修生を!」「あなたの会社の人件費削減に協力します」「低コストで優秀な人材を提供」「人手不足を解消」「若い労働力を活用しませんか」――。 人件費削

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