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ブックマーク / monokaki.ink (3)

  • 2000年代後半のウェブ小説書籍化(後編) ケータイ小説以外の動向|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

    メディア上ではケータイ小説に注目が集まっていた2000年代後半には、ようやくファンタジーのウェブ小説書籍化からヒットが登場し、異世界「転移」の書籍化作品もついに現れた――異世界「転生」はおそらくまだだったが。 今回はケータイ小説以外の2000年代後半のウェブ小説書籍化の動きについてまとめてみていく。 2000年代後半のアルファポリス 『レイン』『虹色ほたる』『THE QUIZ』 05年には吉野匠の代表作『レイン』がアルファポリスのドリームブッククラブを通じて書籍化され、最終的にはシリーズ累計100万部に達する。 黒衣の剣士レインが無双するファンタジー小説である。 吉野はラノベ新人賞に投稿していたがなかなか通らず、自分の楽しみのために書いたという。これが吉野のデビュー作にして最大のヒット作となる――が、四六判単行で刊行された『レイン』を当時「ライトノベル」とみなしている業界関係者は少なかっ

    2000年代後半のウェブ小説書籍化(後編) ケータイ小説以外の動向|飯田一史|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。
    cohal
    cohal 2021/06/10
  • 研究とエンターテインメントの相互作用|アイヌ語研究者 中川裕|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。

    おもしろい作品が生まれて、読者のもとに届き、ヒットするまで、尽力しているのは物書きだけではない。作家と併走する編集者、デザイナー、校正者、書店員など、多くの人の手を経て初めて、作品はわたしたちの手元にやってくる。なかには、創作者とはまったく違った角度から、しかし同じくらいの熱量で作品と向き合っている併走者も多いだろう。 新連載「物書きの隣人」では、そんな作品作りに欠かせない、しかし表からは見えにくい職種の人々に話を聞き、創作の多様な側面を探っていきたい。 記念すべき初回に登場するのは、人気コミック『ゴールデンカムイ』の「アイヌ語監修」として、奥付のトップに名前が掲載されているアイヌ語研究者の中川裕氏。アイヌ文化を一気に身近なものに押し上げた同作に参加した経緯にはじまり、映像作品への関わりまで、「監修者」の役割について広くお話を聞いた。 ここまで忠実に当時のアイヌを再現できるのか ――『ゴー

    研究とエンターテインメントの相互作用|アイヌ語研究者 中川裕|monokaki―小説の書き方、小説のコツ/書きたい気持ちに火がつく。
    cohal
    cohal 2019/01/10
  • なぜこんな物語を書こうとしているんだろう? Web時代の作家たち : 特集 | monokaki

    「飛浩隆16年ぶりの新作長編」。このキャッチを聞いただけで舌なめずりしそうになる好きは、きっと少なくないだろう。「小説にしかできない表現」について考えるとき、いつも真っ先に飛氏の作品が思い浮かぶ。 2002年に〈廃園の天使〉シリーズ1巻にあたる『グラン・ヴァカンス』を上梓してから16年、今年発売された『零號琴』は6冊目の著作となる。けして多作ではないが、すべての作品から、その世界の歴史のどこを切り取っても「物語」になりそうという、世界観の広がり・懐の深さを感じる作家だ。 その比類なき密度はどうやって生まれているのか? 島根県松江市在住の氏に、フルタイムの業の間を縫ってメールインタビューにお答えいただいた。同県内で撮影された写真もまじえてお届けする。 作品を書いているあいだはつねに「問題を解いている」状態 ――平日はお仕事をされながらの執筆活動ですが、どういったルーティンで書かれているの

    なぜこんな物語を書こうとしているんだろう? Web時代の作家たち : 特集 | monokaki
    cohal
    cohal 2018/12/06
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