~スカパー!の挑戦~(1/5) 未だに国内では福祉やリハビリの一環として捉えられることの多い障害者スポーツ。4年に一度の祭典、パラリンピックの報道さえも、そのほとんどがドキュメンタリーの視点で制作されている。そんな中、スカパー!では2008年から車椅子バスケットボールの中継に取り組み、同競技のスポーツとしての魅力を伝えている。それを積極的に推進してきたのが、執行役員専務で放送事業本部長の田中晃氏だ。同氏は、今後のパラリンピックにおいて車椅子バスケットボールのみならず、さまざまな競技の中継の可能性についても模索している。今回はその田中氏に二宮清純が独占インタビューを敢行した。 二宮: スカパー!では、2008年から車椅子バスケットボールの中継を放送しています。日本では障害者スポーツの試合中継は、これまでほとんど行なわれてきませんでした。その中でスポーツコンテンツに車椅子バスケットボールを取り