いわゆる「海賊版」に対する中国人消費者の意識 「中国政府は知的財産権の侵害や海賊版DVDなどに対する取締まりを強化しているが、なぜ路上にはいまだに海賊版のCDやDVDがあふれているのか」 今年3月、メディア記者のこんな質問に対して、中国における版権管理行政の総元締めである“国家版権局”の幹部は、「2000年から2005年にかけて押収した海賊版のCD、DVD、書籍などは4億5700万点にのぼり、05年だけでも1億点を押収、処分した。もちろん取締まりをさらに強化することが必要だが、一夜にして海賊版を撲滅するのは困難だ」と応じた。 決して開き直ったわけではないだろうが、意地悪な見方をすれば、ほとんどサジを投げかかっていると取れなくもないコメントだ。逆にいえば、事態は、取締まり当局の関係者が思わず弱気な面を見せてしまうほど深刻だということだ。 とはいえ、日増しに高まる国際的な圧力のことを考
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く