Linuxの標準化と方向づけを目指す2つの団体、Open Source Development Labs(OSDL)とFree Standards Group(FSG)が、その影響力を強化するべく1つになった。 両団体は米国時間1月22日に合併を発表、新団体の名称は「Linux Foundation」となった。FSGでエグゼクティブディレクターを務め、新団体を率いることになったJim Zemlin氏は、「どちらも同じような機能を果たし、メンバーの多くが重複する両団体が合併することは意義があった」と述べている。 どちらの団体も、著名な企業のスポンサーを数多く擁しているが、Red Hatのような業界を牽引する企業ほどの強い影響力は持っていない。Red Hatは商用Linux市場を支配し、同社のディストリビューションがLinuxのデファクトスタンダードのような存在になっている。 しかし、2つの団