国際電気通信連合(ITU)と総務省が2日・3日、シンポジウム「ITU/MIC Strategic Dialogue on Safer Internet Environment for Children(安心・安全なインターネット環境整備に関する戦略対話プログラム)」を東京で開催している。日本と世界各国の政府関係者や通信業界関係者、学識経験者、NGOなど、25カ国から約200人が参加し、児童ポルノ対策などオンラインでの児童の保護をテーマに、それぞれの取り組みや課題について情報の共有を図る。 2日午前には、ITU事務総局長のハマドゥーン・トゥーレ氏があいさつし、「オンラインでの児童の保護は、我々の時代で最も重要で、かつ差し迫ったテーマ」と述べるとともに、ITUの理事会でも重要な課題の1つとして認識していることを説明した。また、ITUの政策アナリストであるクリスティーナ・ブエティ氏は、ITUのイ