2007年06月05日01:31 カテゴリ仕事書籍 アニメに適さない題材、ファンタジー 『ユリイカ2006年 8月臨時増刊号』総特集*アーシュラ・K・ル=グウィン に寄稿した文章です。今回、また「ファンタジーとアニメ」というお題でユリイカに寄稿したので、こちらもアップしておきます。 (タイトル) アニメに適さない題材、ファンタジー あるいは「プリン/ターキッシュ・ディライト」問題 (本文) アニメほどファンタジーに適さない表現手段はない。 こう書くと、全てを絵で構築するアニメーションほど、ファンタジーの世界を表現するにふさわしいものはないはずではないか? と疑問や異論を感じる人も多いだろう。 その疑問や異論は、アニメーション全般についての意見としてならば、決して間違ってはいない。だがアニメに関してとなると、それは違っているといわざるを得ない。むしろアニメの場合、絵であるからこそファンタジー
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