明治5年にその歴史が始まった、書店「丸善」の京都支店(丸屋善吉店)。 明治40年、三条通麩屋町にオープンした「丸善」は、 梶井基次郎の小説『檸檬』の舞台として知られるところ。 主人公が、近くの八百屋で買ったレモンを丸善で並ぶ画集の上に そっと置き、爆弾に見立てるというクライマックスに 登場しました。 丸善はその後、河原町通蛸薬師に移転し、 2005年、時代の波とともに惜しまれながら閉店しました。 閉店に際しては、積み上げられた本の上に、 レモンを乗せた絵柄の記念スタンプを設置。 小説「檸檬」の文庫本を購入される方も多く、 異例の1000冊の追加発注を行ったのだそう。 また、小説さながらに、店内にレモンをそっと置いて行く方も いたのだそうです。 復活の「丸善 京都本店」 そんな歴史ある「丸善 京都本店」が2015年8月21日(金)、 10年の時を経て復活! 豊富な和書の品揃えに加え、カフェ・
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