くるしま・みちこ●東京都出身。1994年に美術出版社で働き始め、2001年『みづゑ』の新装刊立ち上げに携わり、編集長となる。2008年『美術手帖』副編集長。2011年に暮らしの拠点を北海道に移す。以後、書籍の編集長として美術出版社に籍をおきつつ在宅勤務というかたちで仕事を続ける。2015年にフリーランスとなり、アートやデザインの本づくりを行う〈ミチクル編集工房〉をつくる。現在、東京と北海道を行き来しながら編集の仕事をしつつ、エコビレッジをつくるという目標に向かって奔走中。ときどき畑仕事も。 http://michikuru.com/ つくり手の顔が見える“衣”を着てみたい 東京から北海道に移住して以来、“衣食住”に関するものは、 できるかぎり自分たちの手でつくったり、 つくり手の顔が見えるものを買ったりしたいと思うようになった。 “食”については、近隣に田畑も多く、知り合いの農家さんから