〈 この連載・企画は… 〉 南阿蘇鉄道にある、日本一長い駅名の駅「南阿蘇水の生まれる里 白水高原」駅。 その駅舎に、週末だけ小さな古本屋が出現します。 四季の移ろいや訪れる人たちのこと、日常の風景を〈ひなた文庫〉から。 南阿蘇鉄道と地域の魅力を発信していくために 〈ひなた文庫〉が週末営業をしている場所は、 日本一長い駅名で知られる「南阿蘇水の生まれる里白水高原駅」。 平成5年に建てられた駅舎には駅長室やきっぷ売り場はなく、 待合室のみの八角形の空間でした。 ガランとした駅舎内に本や什器、椅子などを持ち込んで 本屋を始めたのが2015年の春です。 営業を始めてから現在までの約3年の間、いくつもの出来事がありました。 今回はその中から、南阿蘇鉄道の駅舎管理者としての活動で 生まれた試みについてお伝えしたいと思います。 まずは駅の管理で行う業務について。 基本的には駅をきれいに保つことや 訪れた