NTT東日本と情報処理推進機構(IPA)は8月5日、シンクライアント型VPN「シン・テレワークシステム」のHTML5版を開発したと発表した。これまではWindows向けアプリのみを提供していたが、HTML5版はWebブラウザから利用できるため、Mac OSやChromebookなどからも同システムにアクセスできるようになる。 シン・テレワークシステムは、契約やユーザー登録不要で利用できるシンクライアント型VPN。自宅のPCからオフィスや大学などにあるPCを遠隔操作できる。コロナ禍に伴うテレワーク需要の拡大を受け、NTT東とIPAが、筑波大学やKADOKAWA Connected、ソフトイーサなどと連携して開発。2020年4月にWindows向けに無償提供を始めていた。 NTT東はHTML5版の開発理由について「自宅のMacやChromebookなどから利用したいという要望が多数あった」とし