前回は、VirtualBoxのスナップショットを紹介した。 これは仮想マシンの設定等のバックアップを取っておく、という用途では力を発揮する。 スナップショットは、ある時点の仮想ハードディスクの状態と、最新の状態の仮想ハードディスクの状態に対して、差分を取ることで、望むときにスナップショットに戻れる、という機能を実現するので、単純に仮想ハードディスクのコピーをとっている訳ではない。 一つ思いつくのは、LANなどのネットワークで接続された複数のサーバであるアプリケーションを使いたい、といったときのテスト環境として、である。 往々にして、こういうときは、殆どの設定が共通であったりすることが多いので、 そういった設定も含めて仮想マシンを複製できると楽ができる。 仮想ハードディスクは、ホストOS上では".vdi"という拡張子のファイルとして保存されているのだが、エクスプローラで「コピー」→「貼り付け