2013年9月16日のブックマーク (3件)

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  • オダジマ先生に学ぶ、文章を書くために必要な8つの要素。 - 文鳥社とカラスの社長のノート

    小田嶋隆のコラム道 作者: 小田嶋隆出版社/メーカー: ミシマ社発売日: 2012/05/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 35回この商品を含むブログ (18件) を見る 僕はオダジマ先生の文章が好きです。 どのあたりが好きかと言えば、いろいろあるのだけど、一つあげるとしたら「素直なところ」かと。 執筆の前に結論を出すのではなく、書き始めてからその文章の流れに、ある意味では、身を任せながら、思考をたどり、整理し、新しい発見をしていく。その道筋をありのまま描写していくところが、読んでいてとても心地がいい。 「コラムは道であり、到達点ではない」 「海図通りに進む航海は、冒険としては失敗だ」 そう、文章を書くことは、思考の旅なのだ。 文章とは書きながら、自分の思考を遠くまで飛ばすツールなのだ(もちろん一つの役割だけど)。オダジマさんの文章が面白いのは、その旅の道筋が

    オダジマ先生に学ぶ、文章を書くために必要な8つの要素。 - 文鳥社とカラスの社長のノート
  • 『「AV女優」の社会学』 鈴木涼美著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    例えば、「なぜこの会社でこんなに頑張って働いているのか」「なんでこんな結婚をしてしまったのか」などと、自分がいま生きる日常の根に疑問を持ってしまった人たちこそ読むべきだ。「AV女優」自体に一切の興味がなかったとしても。 社会学はしばしば多くの人が目を背けたくなるような対象を扱いながら社会の裏に佇(たたず)む普遍的な原理を暴いてきた。E・デュルケムの『自殺論』がそうだし、マリファナ使用者の調査を元に「社会からの逸脱」を考察したH・S・ベッカー『アウトサイダーズ』も古典的名著とされる。社会の特異点にこそ社会全体を構成するモデルが象徴的に現れる。 外からは見えにくい「AV業界の仕組み」を説明しつつ、著者が切り込むのは「AV女優の語り」だ。AV女優はその仕事の過程で度々「自分を語ること」を求められる。プロダクションやメーカーとの面接、作品出演前の打ち合わせ、作品内での一シーンとして。中でも問わ