■ 『ウェブ進化論』から始まった社会現象 インターネット業界に久しぶりに訪れた破壊的な変革の波。それがWeb 2.0です。 Web 2.0という言葉は、ティム・オライリーの提唱に始まり、日本では梅田望夫氏の『ウェブ進化論』、そして拙書『Web2.0BOOK』の出版を機に、急激に認知を高めていきました。テクノロジートレンドであるのはいうまでもないことですが、いまやインターネットビジネスの業界の流行を超えて、ある種の社会現象化しているといえるでしょう。 ■ 1年間の連載で57名をインタビュー 2005年12月26日、グロービス・キャピタル・パートナーズの小林雅氏に始まって、当連載では多くのネット業界の中心人物たちをインタビューしてきました。わずか1年の間ではありますが、実に(のべ)57名ものキーパーソンのリアルな言葉を書きとどめ、読者の皆様にお届けしています。 その中にはYahoo!、マイクロ