2016年1月27日のブックマーク (2件)

  • アンジェリーナ・ジョリーさんも受けた!乳がんの遺伝子検査の費用、リスク等を解説

    2013年5月、ハリウッドを代表する人気女優アンジェリーナ・ジョリーさんが、将来の乳がんの発症リスクを低減させる目的で両乳房を切除したことを発表し、日でも大きなニュースとなりました。アンジェリーナさんは、母が50代で卵巣がんにより亡くなり、祖母と叔母を乳がんと卵巣がんで亡くすという悲しい経験をしていることから、発病をしていない健康な乳房を切除するという決断を下しました。 アンジェリーナさん自身の体験を公表した背景には、遺伝性の乳がんや卵巣がんになる可能性について遺伝子検査を受けるという選択肢があることや、仮に検査結果が陽性でも、発症の可能性を低くするための選択肢が存在するということを、「がん家系」などで同じ不安を抱える世界の人々に知ってもらいたいという願いがあったものと思われます。 遺伝子検査は、その人の持っている遺伝子を調べることで、その人にあった病気の予防や治療につなげる目的で行われ

    アンジェリーナ・ジョリーさんも受けた!乳がんの遺伝子検査の費用、リスク等を解説
    comedical
    comedical 2016/01/27
    アンジェリーナ・ジョリーさんの乳房切除で注目された乳がんの遺伝診断ですが、遺伝性乳がんの可能性が高い、あるいはその血縁者が受ける検査ですので、通常の乳がんのリスク判定は対象外となります。
  • HPV(ヒトパピローマウイルス)の検査と子宮頸がん検診の重要性

    近年、国内における子宮頸がんの発症者は約15,000人/年となっており、約3,500人が亡くなっています。20歳代~30歳代の若い世代における発症者数はこの10年で2倍となりました。特に仕事結婚妊娠、出産など、女性にとって転換期となる20代後半から30歳代後半における発症者が急増しており、この世代の婦人科のがんとしては罹患率が最も高くなっています。 従来、子宮頸がん検診の公費負担は「30歳以上」を対象としていましたが、2005年に「20歳以上」と引き下げられたのは、子宮頸がんが20代の女性に増えていることに対する厚生労働省や医療関係者の危機感の表れとも言えるでしょう。 子宮頸がんの原因はHPV(ヒトパピローマウイルス)の持続感染です。HPVと子宮頸がんの発症の関係を証明したツア・ハウゼン博士(ドイツ)は、この功績によりノーベル医学・生理学賞を受賞しました(2008年)。 HPVは100

    HPV(ヒトパピローマウイルス)の検査と子宮頸がん検診の重要性
    comedical
    comedical 2016/01/27
    未だに「子宮頸がん=性経験の多い女性が罹る」という誤ったイメージが定着していますが、原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)は多くの女性が感染経験があります。通常は免疫力の働きでウイルスは淘汰されます。