概要 粘液嚢胞は粘液貯留嚢胞とも呼ばれ、粘液腺の排泄管が外傷あるいは炎症などによって閉鎖されて生じた嚢胞をいう。従って嚢胞壁は上皮を伴わないことが特徴である。粘膜下の小唾液腺に生じることが多い。大きさは大豆大あるいは小指頭大で、粘膜から半球形に膨隆し、表面は平滑で、定型的なものでは青紫色を呈する。触診により波動を触知し、穿刺を行うと、無色透明粘稠な液を得る。 粘液嚢胞(mucous cyst,mucocele)、粘液貯留嚢胞(mucous retention cyst) は粘液瘤(mucocele)とも呼ばれ、大きく舌下面嚢胞(Blandin-Nuhn嚢胞)、がま腫(ranula)、口唇とくに下唇に好発生するものは発生頻度多く名称も同じ粘液嚢胞(mucous cyst, mucocele)で、上顎洞内底部に発生する粘液嚢胞、ムコツェーレ(mucous cyst, mucocele)があ
厚生労働省は5月18日、日本との経済連携協定(EPA)に基づいて2008年度に来日したインドネシア人看護師候補者のうち、在留期間1年延長の対象となる候補者の要件などを示した「特例インドネシア人看護師候補者の雇用管理、研修の実施等に関する指針」の概要案について、パブリックコメントの募集を開始した。 政府は今年3月、08年度と09年度にEPAに基づき受け入れた看護師候補者と介護福祉士候補者について、一定条件を満たせば滞在期間を1年間延長することを閣議決定した。今回の指針はこれを受けて定められるもので、08年度に来日し、今年8月に滞在期限が迫るインドネシア人看護師候補者について、在留延長が認められる場合の雇用管理や研修の実施などに関する基本的事項を提示する。 概要案によると、受け入れ機関での就労・研修に当たっては、今年度の看護師国家試験合格を目指すため、候補者の特性に応じた「看護研修改善計画
東日本大震災での工場被災により、一時供給不足が危惧された甲状腺機能低下症治療薬「チラーヂンS錠」(一般名・レボチロキシンナトリウム水和物、あすか製薬/武田薬品)について、3月の震災直後、処方せん1枚当たりの処方成分量が低下していたことがわかった。これは医療情報総合研究所(JMIRI)が提供する調剤レセプトを基にした「処方情報データベース」(年間処方せん枚数約1000万枚規模)を分析したもの。 チラーヂンS錠には代替薬がない。同剤の供給停止は推定60万人の服用患者の生命に直結する問題で、3月17日付で厚生労働省保険局医療課や日本薬剤師会が医薬品全般の長期処方自粛や分割調剤を求める事務連絡通知を出していた。今回明らかになった結果についてJMIRIでは、「医療関係者や製薬企業が高い意識で医薬品不足に協力・対応した形跡がうかがえる」としている。 同データベースによると、10年2月以降の15か月間、
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