現場での疑問 介入研究(非ランダム化・非盲検)(Neo, 2015年) *1 これからどうするか? 現場での疑問 在宅医療現場では皮下輸液をよく行いますが、針の種類によって多少の違いがあるように感じます。 どのような違いがあるのか、実際に検討した研究があるようです。 こういう研究は本当に現場で役立ちます。 介入研究(非ランダム化・非盲検)(Neo, 2015年) *1 研究の概要 緩和ケア病棟に入院中の患者に対して、皮下輸液の際にプラスチックの針を使用すると、金属の針に比べて有害事象は少ないかを検討した、非ランダム化・非盲検介入研究。金属の翼状針、翼状のvialonカニューラ、翼状ではないpolyurethaneカニューラの3種類で比較。有害事象は局所反応、機械的合併症について検討。 主な結果 30針(各10針)を検討。局所反応は順に50%、0%、10%と翼状のvialonカニューラで少な