孫悟空といえば、『西遊記』『西遊記II』の堺正章でもなく、『ドラゴンボール』でもなく、『飛べ!孫悟空』の“そんごくう”だった。 【画像】4月5日に終了する志村けんさんへの献花台 ジャンケンをする時は、必ず“最初はグー”と掛け声を掛け合った。 カラスの鳴き声が聞こえれば、すかさず“♪カ~ラス~なぜ鳴くの~カラスの勝手でしょ~♪”と歌った。 クラスのお楽しみ会では模造紙で作ったヒゲを鼻の下に貼り付けて“ヒゲダンス”を踊った。 母親がスイカを切ってテーブルに並べれば、“早食い”にチャレンジした。 『オレたちひょうきん族』や『夕やけニャンニャン』に傾いたこともあったが、どこかで『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』『志村けんのだいじょうぶだぁ』がしっくりくるなと思っていた。 そして“変なおじさん”というアレなキャラクターをお茶の間のアイドルにしてしまったことに「やっぱ、志村ってスゲエな!」と感嘆す