大阪市北区の雑居ビルにあるクリニックで起きた放火事件では、20人を超える多くの犠牲者が出た。過去に医療機関で起きた火災をたどると、放火されたケースが目立つ。病院での出火原因のトップは放火によるとの統計もあり、今回のような雑居ビルの中に入る小規模なクリニックも含め、医療機関の放火対策をどう徹底するかも今後問われる。 「病院での放火はベッドやトイレなどに火を付けるケースがほとんどで、外来や受付を狙った放火はあまり聞いたことがない」。平成立石病院(東京都葛飾区)の猪口正孝理事長はこう指摘する。 …
フシテレビが来年1月3日に「決定!第30回FNSドキュメンタリー大賞」(午前4時55分、関東ローカル)を放送する。同局系列から選ばれる今年の第30回「FNSドキュメンタリー大賞」の大賞に、TSKさんいん中央テレビ制作の「命の選択~ALSとの闘い~」が選ばれた。 ALS(筋萎縮性側索硬化症)という全身の筋力が急速に衰える難病患者を取材した作品。ALSは喉の筋肉が弱くなり自発呼吸ができなくなった時、人工呼吸器を装着するかどうかを自ら決めなければならない。人工呼吸器をつけない選択は死を選ぶことを意味し、呼吸器をつければ手足が動かず声を発することはできなくても、生き続けることはできる。この作品では、鳥取・島根両県の3人のALS患者を中心に取材を進め、厳しい選択を目の前にした患者たちの迷いや希望、葛藤を追っている。 制作したTSKさんいん中央テレビ報道部の藤谷裕介ディレクターは「重度ALS患者は、動
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く