(CNN) 米国各地ではしかが流行しているなか、予防接種不要論を説いていた医師が、州医事当局の調査対象になっている。 ジャック・ウルフソン医師はこれまで、予防接種は自然に反しており、子どもたちには感染症にかかる「権利がある」と説いていた。 しばしば予防接種不要論の「顔」としてテレビにも登場していたウルフソン医師だが、今週に入り突然、沈黙するようになった。直接の取材にもノーコメントだ。 理由の1つとして考えられるのが、アリゾナ州医事当局が同医師に対する調査を開始したことだ。 今回はしかに感染したのは、主にワクチン未接種の子どもたちだ。つまり流行の中心には、ウルフソン医師らの予防接種不要論に従った親たちの存在がある。 また一部の医師らからは、同医師の医師免許を取り消すべきだとの声も上がっている。
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