埼玉県ふじみ野市で起きた立てこもり事件。容疑者は、殺害された医師に対して母親の診療方針をめぐって、過去に罵声を浴びせるなどしていたということです。 これまでにも医療の現場では、患者やその家族からの暴力被害が相次いでいて、訪問看護師の半数ほどが暴力行為を受けたことがあると答えるなど、対策の必要性が指摘されています。 医師殺害 容疑者納得いかないと罵声 埼玉県ふじみ野市で医師が殺害された立てこもり事件。 捜査関係者によりますと、容疑者は事件当日、医師などを自宅に呼んで、死後1日以上が経過した母親に心臓マッサージをするよう求めましたが、蘇生はできないことを説明され、その後、銃を発砲したとみられています。 容疑者は数年前から医師に訪問診療を依頼していましたが、納得がいかないことがあると罵声を浴びせたり地元の医師会にたびたび苦情を寄せたりしていたということです。 また、地域の医療関係者によりますと容