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司法と企業倫理に関するcometoriのブックマーク (4)

  • 法は守るべきか(補足の補足・2(完)) - おおやにき

    しかし実は街宣行為の評価は主論点に無関係である。それは、今回の事件で問われたのが市民には問題に立ち向かう義務があるのかという点だからだ。いま、右翼による街宣の危険性は実際にあり、それを受けると世間からのホテルの評価が低下すると仮定しよう。裁判所の命令が出た以上ホテルは開催を受け入れるべきだったと言う人は、その負担をホテルが甘受すべきだということを含意している。だが、悪いのは(という視点に立つならば)そもそも街宣をかける右翼であり、「うるさいから」という理由でその騒音の発生に誰が責任を負っているのかということを考えずにホテルの評価を低下させる世間のはずである。なぜそのツケをホテルが支払わなくてはならないのだろうか。もちろん自由かつ自発的に契約関係に入ったのだからという説明はできる(そのリスクを考慮しても引き合うと思ったんだろう?)。だが、であればその計算が間違っていた(と思った)際に、適切な

  • 法は守るべきか(補足の補足・1) - おおやにき

    いや私は結果的に意見の違う相手より整合性とか統一性とかのない人間の方がキライなんだよ(挨拶)。川人先生からごをいただいたときにも少し書いたけど、統一性のある人は同意しなくても尊敬してますよ。共産党は結構好きで時々一票入れてるとかね。「右とか左とかはいい。上か下かだ」とか学生にも言うわけですが、だって立場が違っても統一性のある相手の行動は予測できるけど馬鹿はそうじゃないからねえ。私個人としては根元的他者の接遇とかぜんぜん好まないので(というかそれが当に根元的な他者だったら私はその訪れを認識できないのではないかとか理論的には思うところであるし)、右だろうが左だろうがわけわかんないのがキライなんです、少なくとも私の自意識としてはね。それはおまえの実存的脆弱さに由来するのだろうとか言われたらそうだねえというか、実存の強固な人間が根元的規約主義とか主張しないよねえという気がする。いや心弱い生き物

  • 法は守るべきか(補足) - おおやにき

    起きたらえらい雪だったので帰れるかどうか心配しましたが新幹線は無事5分遅れ程度で運行しておりました(挨拶)。というわけで雪の豊川稲荷ですが、しかし引きがいいな我ながら相変わらず。 さて前のエントリにちょっと補足。 日教組のケースの場合、騒ぐのは人ではなくて街宣右翼なんだからアナロジーが成立しない、ということはない。ホームレスのケースで、実際にホームレス人は静かにコーヒーを飲んで帰ろうと思っていたとしても、ホームレスになったことについて人に過失が一切ないようなケースだったとしても、さらに言うと実はホームレスではなくてそういう扮装をする趣味のある大金持ちの老人でにおいもしなければ座った場所に汚れもつかないですよ? という場合でもホテルは彼を追い出すだろう。何故ならホテルが気にするのは彼に関する《真実》などではなくて周囲の客の彼に対する《印象》、さらに言えば「ホームレスのいる場所にいる自分

  • 法は守るべきか - おおやにき

    とりあえずホテルが公的施設だという意見は初めて聞きました(挨拶)。あのね、朝日新聞の論説委員さまがお泊まりになるようなホテルのロビーにホームレスが入ってきたら出ていってもらうだろうし論説委員さまもそれを期待するでしょ? たとえそのホームレスがロビーでコーヒーを飲みに来たと主張して実際に二三千円出して見せても追い出すでしょ? それが許される施設のどこが「公的」なんだよというか法的独占も競争規制もない私企業が「公的」なわけないだろというか。なお参照、朝日新聞社説2008年2月2日。 というわけでこの問題についていうと、「表現の自由」とか憲法的問題は微塵くらいしか関係なくて(いやまあそれは我々私人も憲法的価値を尊重した方が望ましいかもしれないね、というくらいには関係ある——のだが「憲法は公権力を縛るためのもので私人がそれによって義務を負わされるのはおかしい」主義の人にとっては微塵も関係なくなるは

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