外国人研修生 時給300円の労働者 壊れる人権と労働基準 外国人研修生問題ネットワーク 出版社: 明石書店 (2006/06) ¥ 1,680 (税込み) 本来、アジアを主とした外国の人に、日本の技術などを習得させるためにできた研修制度が、バブル経済崩壊後、安価な労働力の受入れとして活用され始めた。この問題の実情を紹介しながら、抜本的な解決法を探る。 少子高齢社会における労働力不足を目前に控え「移民」政策が、日本で再び議論の俎上にのぼっている。そのなかで、外国人研修・技能実習制度の拡張が焦点となっている。しかし、私たちは、この制度を、このまま「活用」し続けていいのだろうか?「移住労働者問題」に関心のある方、必読! ◇目次 はじめに:「銚子事件」以後、何が変わったのか!? ●莫邦富 研修・技能実習制度のながれ/研修・技能実習の実態/研修・技能実習制度キーワード 外国人研修生物語 壊れる人権