オサムシ科ホソクビゴミムシ亜科の甲虫は、危険にさらされると、お尻のほうから高温で臭い化学物質を噴出する。俗に「屁っぴり虫」と呼ばれ、日本のほか韓国や中国に生息するミイデラゴミムシ(Pheropsophus jessoensis)もその一種だ。 【動画】お尻から熱い化学物質を噴射して、カエルに吐き出させるミイデラゴミムシ だが、それだけではない。カエルなどに食べられると、のみ込まれたあとにその「屁」を噴射して捕食者に吐き出させるという。しかも、この昆虫は両生類の消化管の中でもしばらく生き残れることが、神戸大学の杉浦真治、佐藤拓哉両氏の研究により明らかになり、2月7日付けの科学誌「Biology Letters」に発表された。 捕食された後に逃げ延びる生きものは他にもいる。たとえば、ヒキガエルの体内を生きたまま通り抜け、肛門から無事生還した小型のヘビ(Ramphotyphlops bramin
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