電源開発(Jパワー)は27日、津軽海峡の海底に敷設した送電ケーブルから、絶縁油(ソフトアルキルベンゼン)約2500リットルが海に漏えいした可能性があると発表した。 漏えい原因、場所は調査中。予備のケーブルのため電力供給に支障はなく、海中での被害は確認されていないという。 Jパワーによると、ケーブルは東北町と北海道七飯町を結ぶ「北本(きたほん)連系」で長さ約170キロ。このうち海底部は約43キロ。ケーブルは直径約13センチの円筒状で、漏電防止のため、中心部に電気を通さない絶縁油が注ぎ込まれている。 27日午前9時ごろ、北海道にある制御室で送電ケーブルの油面計レベルが低下し、絶縁油が漏えいしているのに社員が気付いた。送電ケーブルの地上部分を調査したが漏えい箇所は発見できず、津軽海峡の海底ケーブルから漏れた可能性がある。午後3時ごろに給油ポンプを停止すると、漏えいが止まったのを油面計で確認したと
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