任天堂は1月13日、新型のゲーム機「Nintendo Switch」(以下スイッチ)を正式発表しました(写真1)。発売は今年3月3日。欧米を含む全世界でほぼ同時に発売され、日本での価格は2万9980円(税別)となっています。1月14日と15日には、東京ビッグサイトで大規模な一般向け試遊会も行われました(写真2)。予約は1月21日からの受け付けです。 発表会で実機を試すことができましたので、任天堂が提案した新しいゲーム機の概要と、その狙いを解説してみたいと思います。(ライター・西田宗千佳) 据え置きであり携帯機、分離合体で「三つのモード」に変化 任天堂は発表会の中で、二つのことをアピールしました。 一つは「新しい遊びを発明すること」、そしてもう一つは「スイッチには任天堂の遊びの伝統が全て盛り込まれていること」です。 ご存じの通り、任天堂は家庭用ゲーム機というビジネスを定着させた功労者であり、
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