タブレットが普及し、紙のメディアはなくなるだろう。とりわけ雑誌は完全にデジタルに置き換わるだろう。そんなことが言われ始めてからだいぶ経ちましたが、「これこそが未来の雑誌の形だ!」という決定的な方向性が示されていないのもまた事実です。 今回、アメリカの大手衣料ブランドGAPが新しくオープンしたオンラインメディア「Styld.by」には、未来のファッション誌の要素がいくつか組み込まれています。そこで今回は「Styld.by」が未来型ファッション誌である3つの理由をお伝えします。 その1:周到に準備されたソーシャルメディア連携 この「style.by」は、掲載されるファッションにShare+というボタンがついていて、そこにカーソルを合わせるとその写真を自分がログインしているソーシャルメディアに投稿できる仕組みになっています。ブックマークレットが雑誌に組み込まれている、と言った感じでしょうか。
AR(拡張現実)を利用して、斬新な体験を提供することで、商品やサービスのプロモーションを行う、といった事例はますます増えてきています。 しかし、いかに優れた体験を作り出していても、スマートフォンやPC・ウェブカメを使わなければ試せないものも多く、必然的に適応可能なターゲット層が限られてきてしまいます。 自然、科学、地理、歴史など幅広いジャンルの素材を保持している、ナショナル・ジオグラフィックがハンガリーにて実施したプロモーションでは、スマートフォンなどデバイスを使わず、子供や家族連れにも自由に遊んでもらえるAR体験を提供しています。 特定の場所に人が立っていると、ARで恐竜や動物と同じ空間にいるかのような映像が巨大なスクリーンに映し出されるという仕組みです。 これは、子供が喜びそうですよね。また、周りでみているだけの人やたまたま近くにいた人からも、アテンションを得られるため、非常に効果的だ
突然ですが現代アートってわかります? 立派な美術館に飾られている絵を見ながら「こんなのだったら私でも描ける!」と感じたことがある人も多いのではないかと思います。その意見に対して「それだったらこれより良いものを描いてみてくださいよ。」と美術館が街の人々に向かって問うという異例のキャンペーンがフィンランドで展開され、大成功を収めました。 フィンランドの首都ヘルシンキにあるキアズマ現代美術館(KIASMA Museum of Contemporary Art)は、来館者やメディアからの絵の質に関するクレームに辟易していました。そこで、「そんなに言うなら自分で描いてみて、良かったら美術館に展示します。」というメッセージのキャンペーンを行い、作品を提出できる場として專用のウェブギャラリーを設けました。Facebookと連動し、各作品に投票やコメントが付けれるようにして、キャンペーン期間中最も「いいね
スウェーデンの郵便局が行う『Sweden’s Safest Hands』という、iPhoneを活用したキャンペーンのご紹介です。 iPhoneのGPS機能と加速度センサーを使い、リアルの世界でバーチャルの小包を安全に目的地まで届けるという内容になっています。 プレイヤーはバーチャルの自転車に積んだ小包を揺らさないように安定させて、目的地に向かわなければなりません。 そして最もはやく、安全に小包を届けることができたプレイヤーが運んだバーチャルの小包の中身を獲得することができます。 このように、スマートフォンを活用し、リアルでのアクションを促してリワード(報酬)を得るという一連の流れは、こちらの記事でも紹介させて頂いたように、トレンドとなっています。 それにしても、郵便局がこんなにアクティブで楽しげなキャンペーンを行い、リアルとウェブをゲーミフィケーションの仕組みを使ってキャンペーンを展開
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