PCの起動ボタンを押した後に、ユーザーが最初に目にするのはOSの起動アニメーションだ。OSの性能とは関係ないが、ユーザーのOSに対する印象に与える影響は大きく、メーカーが手を抜けない機能である。例えばMicrosoftはWindows Vistaで起動アニメーションのサウンド制作をキングクリムゾンのギタリストとして知られるロバート・フリップに依頼した。 起動アニメーションのデザインは凝ればいいというものではない。ファイルが大きくなりすぎて起動時間が長引くと、美しいデザインでもOSが遅い印象をユーザーに与えてしまう。「Windows 7」では、Vistaユーザーからのフィードバックを基に、ユーザーを飽きさせず、かつWindows 7の"個性"を現す起動アニメーションが作られた。Windows 7のエンジニアリング・ブログで、その裏話が紹介されている。 いきなり始まるWindowsアニメーショ