昨年夏から秋にかけての天候不順の影響で、丹波地域の特産物が不作に陥っている。篠山市のヤマノイモと丹波市の丹波大納言小豆。ともに「丹波ブランド」として知名度の高い特産物だけに、農家は肩を落としている。 丹波市の特産品「丹波大納言小豆」は、収穫量が昨年の約4割と激減した。長雨による成育不足が原因。昨年の豊作で供給不足にはならないため値上がりも期待できなず、生産農家は厳しい冬を迎えている。 JA丹波ひかみによると、昨年の集荷量は約400トン。今年は栽培面積が約5%増え、270ヘクタールになったにもかかわらず、約150トンしかなかった。栽培面積が最も広い同市青垣町が昨年比約55%減と落ち込み、同市春日町は約50%減だった。 原因は播種時期の長雨。7月下旬になっても梅雨が明けずに種まきが大幅に遅れ、十分に育たなかった。同JAは「台風に次々と襲われた2004年以来の不作。特産品として知名度が上がってき
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く