新型コロナウイルス対策として、全市民への5万円給付案などを公約に掲げた無所属新人の元丹波市議会議長林時彦氏(66)が、自民、公明推薦の現職を破った丹波市長選について、兵庫県の井戸敏三知事は17日の定例会見で「5万円の支給という政策で投票行動が左右されたのなら遺憾」と述べた。 井戸知事は「丹波の未来をどうしていくのか、適切な選択がされたのだろうか」と疑問を呈した上で、「結論が出た話なので、新市長には新しい丹波づくりに対応していただきたい」と話した。 一方、林氏は「給付案は5月に一度、私から市に提案したもの。選挙のために思いついたことではない。コロナ対策で市民に喜んでもらうため、素早くできることとして考えた」と反論した。 丹波市長選は15日に投開票され、現職の谷口進一氏(67)が子育て支援策の充実などを訴える一方、林氏は市が示す統合庁舎整備計画の凍結も訴えて、支持を広げた。(紺野大樹、藤森恵一
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