自作PCに回帰する!? 「Devil's Canyon」と「Pentium 20周年モデル」からわかるIntelのプロセッサ戦略 Text by 笠原一輝デジタルと言えば、すっかりモバイル一色の昨今、自作PC派の肩身は益々狭くなるばかりだが、そうした状況も段々と変わりつつある。これまでモバイルへの傾倒を強めていたコンポーネントベンダが、自作PC市場への取り組みを強化しているからだ。そのキーワードは2つ。1つは“ゲーミングPC”であり、もう1つが“オーバークロッキング”だ。 そうした市場の新しいトレンドを象徴しているのがIntelがリリースした2つのデスクトップPC向けプロセッサである。それが開発コードネーム“Devil's Canyon”(デビルズキャニオン)で知られる第4世代Coreプロセッサ 4790Kと、Pentium Anniversary Editionだ。前者はHaswell
インテルのDevil's Canyon(デビルズキャニオン:開発コードネーム)こと新Core iシリーズのK型番がいよいよ発売となった。 Devil's Canyonでは 熱設計を改良 「Core i7-4790K」は、インテルのヘビーユーザー向けCPUの更新というだけなく、従来モデルにあたる「Core i7-4770K」に対して定格、およびターボ時最高クロックともに500MHzという大幅アップを達成。ここ最近イマイチ景気の悪かった新型CPUクロックの大幅更新+定格4GHz突破ということで、一気に熱い注目があつまる製品となった。 さらにインテルは6月2日から台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEIでも、自作PC向け展示における中心製品として位置づけ、自社ブースのみならず、一部マザーボードメーカーブースなどでもオーバークロック(OC)状態で出展。ダメ押しとしてCOMPUTEX合わせでの
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