SSDが普及し始めてずいぶんと経った。もはや完全に一般化したといってもよく、ノートPCではSSDのみが搭載されているモデルは何も珍しくない。Windowsの対応状態も、XPの頃はOS自体が対応していなかったので、大小様々な設定変更が必要だったが、Windows 7以降はOS側で標準対応するようになった。今日では、「OSが勝手にSSD用の設定をしてくれるから、ユーザーが特段いじる必要はない」という話もある。 しかし、調べてみると今でも「完全にデフォルト状態でよい」というほどではなく、やはりある程度の設定変更はした方がいいようだ。これは執筆時点で最新のWindows 8.1でも同じで、実際に設定をチェックしてみると「あれ?」と思う場所が結構あった。2014年現在でも、「完全なSSD最適化」をOS側でしてくれるわけではない、というのが現状なのだろう。 というわけで、現在(とそしてこれからの)主流
10月27日(火)にIntel製SSDの新ファームウェア(バージョン 2CV102HA)が公開された。筆者の手元に、Windows 7導入に併せて購入したばかりの34nm版X25-M 160GB「SDSA2MH160G2C1」があったので、ベンチマークを計測してみた。 動作環境は以下の通り。 PC本体:レノボ ThinkPad T400(SSDはAHCIモードで接続) CPU:Core 2 Duo T9600 メモリ:PC3-8500 DDR3 SO-DIMM 2GB×2枚 SSD:SDSA2MH160G2C1(ファームウェア 2CV102G9) OS:Windows 7 Professional 64bit ベンチマークソフト:CrystalDiskMark 2.2 結果は写真の通り。新ファームウェア導入後は、シーケンシャル/ランダム共にライト性能が向上している。また、以前から予告されて
(有)電机本舗は18日、SSDの利用時にPCが数秒程度一時停止してしまう、いわゆる“プチフリーズ(プチフリ)”現象を抑制できるドライバーとその設定を行うユーティリティーソフトをセットにした「Petite Freeze Buster」v0.9をベータ版として公開した。Windows XPに対応しており、ベータテスト中は1カ月間試用可能。ダウンロードする際は、SSDの利用に関する簡単なアンケートに答える必要があり、実際のダウンロードURLはアンケートで登録したメールアドレスへ通知される仕組み。 本ソフトは、SSDへ書き込まれるデータを一度メインメモリ上のバッファへ保存した上で、SSDへの書き込み処理を行う。一部のSSDは書き換え処理が集中すると極端に性能が低下することがあるが、本ソフトを利用すると、一度メインメモリ上のバッファを経由して、複数の読み書き処理をひとまとめにしたり、データを適切に並
相栄電器、SSDの最適化機能を搭載した「Diskeeper 2009 with HyperFast」を発売 相栄電器(株)は12日、「Diskeeper 2009 with HyperFast」の販売を開始した。本ソフトは昨年12月に発売された高機能デフラグソフト「Diskeeper 2009」へ、SSDに特化した最適化を行う“HyperFast”機能を追加したもの。なお、“HyperFast”機能は昨年公開された「Diskeeper 2009」の体験版にも搭載されており、30日間無償で試用することが可能。体験版は現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。 SSDはHDDよりもデータの読み書き速度が速く、消費電力が少ない、可動部がなく耐衝撃性が高い、静粛性に優れているといった利点をもつが、一方で記憶素子の書き換え回数に制限があるのが難点。また、HDDとはデータを書き
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