東京・浅草のシンボルとして知られる浅草寺の雷門の大提灯(おおちょうちん)が10年ぶりに新調され、18日、観光客らに披露されました。 18日は、寺の僧侶らが境内を練り歩いたあと雷門で奉納式典が行われ、門の正面に張られた白い布が取り払われると、真新しい大提灯が姿を現しました。 新しい大提灯は高さ3.9メートル、幅3.3メートル、重さがおよそ700キロあります。 大提灯は、江戸時代末期に一度、雷門とともに焼失しましたが、昭和35年に大手電機メーカーの創業者が新たな雷門を寄贈したのに合わせて奉納しました。 大提灯はその後、10年に1度張り替えが行われていて、ことしは雷門の塗装工事に合わせて電機メーカーが奉納しました。 訪れた観光客らは、提灯にじっくり見入ったり写真を撮ったりして完成を祝っていました。 埼玉県から妻と訪れた70代の男性は「めったにない瞬間に立ち会えてよかったです。提灯もきれいになり自