www.mhlw.go.jp 厚生労働省のサイトに面白い資料がありました。 日本のがん検診の受診率は改善されつつありますが、まだ40%という状況。厚労省も受診率を上げることで医療費の引き下げを図りたいところです。日本人の医療費が安いのは公的医療保険の恩恵によるもので、税金が源泉になっているワケですね。 「予防医療によりこの状況をなんとかしたい」という命題を受けた諮問機関やシンクタンクが知恵を絞っていて、その一つがこの資料です。余談ですが、病院や検査センターは受診率が上がることで国から補助金がもらえます。民間のシンクタンクはこの補助金を糧に運営されており、私が働いている印刷会社とタッグを組んで仕事をすることも多いのです。 ナッジ理論 ちょっと難し気な導入ではありましたが、実際に相手にしているのは生身の人間です。落語でいうところの熊さん八さんをイメージするとわかりやすいかな。 「ああ、めんどく