2017年11月29日のブックマーク (2件)

  • 音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果

    音楽を聴いて鳥肌が立つ、という体験をしたことがあるだろうか。もしあるならば、あなたはとてもラッキーな経験をしている。 南カリフォルニア大学の研究により、「音楽を聴いて鳥肌が立つ」経験をできるのは人口のごく一部しかいないことが明らかになった。ほとんどの人の脳ではニューロンと「音楽による鳥肌」がリンクしていないため、この現象を体験できないという。 ハーバード大学在学中からこの現象について研究を続けているMatthew Sachsによると、これを体験する人々の脳内の構造は特殊で、彼らの聴覚皮質と感情処理機能を接続する神経繊維は、一般のそれよりも密度が高いのだという。 現段階では、この高密度の神経繊維が存在する理由については未解明だが、これが存在するという発見自体が革新的なものであるとSachsは述べている。 彼は以下のように話している。 「私たちの発見は、報酬系への知覚アクセスにおける神経基盤が

    音楽を聴いて鳥肌が立つのは特殊な脳の構造を持つ人だけが経験できるという研究結果
  • 世界唯一の美術品分析用粒子加速器、ルーブルで始動

    仏パリのルーブル美術館でAGLAE加速器で分析されるブロンズ像(2017年11月21日撮影)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN 【11月24日 AFP】フランス・パリのルーブル美術館(Louvre Museum)で23日、世界唯一の美術品専用の粒子加速器が稼働を始めた。古代の貴重な美術品の分析などに用いられる。 同美術館地下に格納された全長37メートルのAGLAE加速器は、フランス美術館修復研究センター(C2RMF)が210万ユーロ(約2億8000万円)を投じて整備と改良を行った。今回初めて、有機物で制作された絵画などの作品の定期的調査、真贋(しんがん)判定などに活用される。 AGLAE加速器はヘリウムと水素の原子核を毎秒2万~3万キロメートルに加速して物体に衝突させ、放出された放射線を捕捉し分析する。同加速器を使用すれば、作品から試料を採取することなく化学組成を判定す

    世界唯一の美術品分析用粒子加速器、ルーブルで始動