ブックマーク / www.j-cast.com (5)

  • さよなら「根津メトロ文庫」 駅構内で30年、まもなく歴史に幕

    東京メトロ千代田線根津駅に設置されたミニ図書館「根津メトロ文庫」が、撤去されることが決まった。 駅のシンボルとして利用者に親しまれてきただけに、SNS上では惜しむ声が相次いでいる。 「かなしい...高校の思い出...」 根津メトロ文庫は1989年、根津駅に設置された。 車両を模したボックスに駅利用者がを寄付し、駅員が確認したのち、自由に借りることができる。 東京地下鉄(東京メトロ)の広報担当者は19年10月28日、J-CASTニュースの取材に、設置の経緯を「当時、お客様サービスの観点から飾り付けやイベント等を実施しており、その中の取り組みの一つとして設置しました」と話す。直近の蔵書数は約200冊で、1日5~10人ほどが利用しているという。 しかし19年10月ごろ、駅に「近々撤去する」との張り紙が掲出され、ツイッター上で「かなしい...高校の思い出...」「結構マニアックなもあり、学生の

    さよなら「根津メトロ文庫」 駅構内で30年、まもなく歴史に幕
  • 杉を伐採、広葉樹を育てる運動が「苦戦中」 宮崎県の任意団体「花粉症撲滅センター」に寄付金集まらず

    花粉症の原因となる杉の木を無くしたい――。宮崎県小林市の任意団体が十数年前から杉の木を伐採し、広葉樹を育てる運動をしている。2006年からホームページで1口1000円の寄付金を募っているが、3万円も集まらず、看板の費用に消えた。結局、ボランティアでの杉伐採のみとなっている。 代表の永峯勝久さんは、「私どものような活動がうまくいかない限り、日の森林は杉ばかりで、花粉症は未来永劫続く」といい、活動に支援してもらえるよう呼びかけている。 千円の寄付金で62平方メートル伐採できる 永峯さんの家は3代続く林業家で、林業は天職と思い、誇りを持って仕事をしていた。十数年前のある日、インターネットで、ある母親が「杉が憎い」と訴える声を聞いた。娘が重い花粉症で春は一歩も外に出られず、桜を一度見せてやりたいという願いだった。愕然とした。その時、杉を伐採して広葉樹に変え、スギの花粉を少しでも減らそうと思い立っ

    杉を伐採、広葉樹を育てる運動が「苦戦中」 宮崎県の任意団体「花粉症撲滅センター」に寄付金集まらず
  • 日展審査で「不正発覚」と朝日スクープ 美術関係者「あ~あ、そこは秘密ってコトだったのに」

    美術界で最大級の公募展「日展」の開催が迫る中、書の篆刻(てんこく)部門で審査に不正があったとする「スクープ記事」が出た。 2013年10月30日、朝日新聞は朝刊1面に「日展書道、入選を事前配分」という大きな見出しを載せた。美術関係者の間では表立って触れることがタブー視されていた話だが、正面から切り込んだ記事に、茂木健一郎さんが「良い仕事」と賛辞を送るなど、反響を呼んでいる。 有力会派じゃなければ事実上「門前払い」? 「日展(日美術展覧会)」は100年以上の歴史を持つ。日を代表する公募展の一つだ。扱うのは、日画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5科(分野)。参加費1万円を払えば誰でも応募でき、審査を通った作品は展覧会でお披露目される。仕組みの上ではキャリアや所属など関係なく同じ舞台に立つことになるはずだが、実際の審査にはさまざまな力関係が働いているという。 朝日新聞は「書」の篆刻部門で0

    日展審査で「不正発覚」と朝日スクープ 美術関係者「あ~あ、そこは秘密ってコトだったのに」
  • 年収100万円台も珍しくない 非常勤講師「使い捨て」の悲惨 (連載「大学崩壊」第5回/首都圏大学非常勤講師組合の松村比奈子委員長に聞く)

    年収1000万クラスの教授に対し、非常勤講師は300万円以下、100万円台も珍しくない。そんな「格差」が大学内に存在している。こうした高学歴ワーキングプアの放置は「大学の荒廃につながる」と指摘する首都圏大学非常勤講師組合の松村比奈子委員長(憲法学)に話を聞いた。 非常勤講師は、下働きの「やらせて頂く」仕事 ――非常勤講師の平均的な暮らしぶりを教えて下さい。 松村   まず、ここで「非常勤講師」というのは、専任校をもたないいわゆる「専業非常勤講師」のことです。相場では、週1回の90分講義1コマで月2万5000円、年30万円前後が計算の基です。大学教員は週5コマ程度担当するのが標準的で、そうすると非常勤講師での収入は年150万円。ところが、同じ程度のコマを担当している専任の教授になると年収1000万円が普通と言われています。非常勤は大学運営の仕事はしないので、「全く同じ仕事」とは言いませんが

    年収100万円台も珍しくない 非常勤講師「使い捨て」の悲惨 (連載「大学崩壊」第5回/首都圏大学非常勤講師組合の松村比奈子委員長に聞く)
  • 必修漏れで教科書会社 思わぬ

    全国の高校で多発している必修教科の未履修問題で、教科書を発行する会社は思わぬ”特需”に沸いている。未履修の高校生は卒業までに補修を受けねばならず、それには教科書が必要になるからだ。全国の未履修問題が発覚した高校の中には、生徒に教科書だけは買わせているところもあれば、それさえしていないところもある。そうした高校では新たに買わせることになる。 教科書は4年に1度、文部科学省の検定を受ける。いま使っている教科書は4年前に検定に合格したもので、売れ残りは教科書会社が在庫として抱えたままのはずだった。それが、思わぬ事態で在庫一掃セールとなったわけだ。 総額は6,000万円近くに 必修漏れが多い世界史など、歴史教科書でシェアの高い山川出版社や帝国書院、東京書籍、実教出版社などは、すでに数校から在庫の確認の問い合わせがあり、注文も入り始めているという。現在までのところは在庫で賄える範囲だが、一部の教科書

    必修漏れで教科書会社 思わぬ
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