ブックマーク / shoyamamoto.hatenablog.com (1)

  • 音楽作品と著作権とほんの少し印税の哲学(試論) - 毒か薬か

    1:動機と構成 1.1時間を通じて存在する対象の存在論、または認識に関する問題が元々の研究課題であったが、音楽の知覚はその中でも興味深いものであると考えた。例えばそれが単なる物理的な音であるとして、我々が知覚するのはただ波の一部であってそれは持続しているとはいえないかもしれない。しかし我々はある音を聴いている、ないしはある音楽を聴いているということを直観的に認めている。またそれら音楽作品の同一性についても問題になるといえるだろう。 1.2上記の存在論的な議論が、実際の音楽の理解と、たとえば現在の音楽の市場におけるルールや考え方とどのようにリンクしているのかについて、当事者として関心があった。音楽作品の存在論を理解しないままで、例えば音楽の著作権のようなものは考えることができないだろう。現行の著作権法と、業界の慣例も含めて考えてみたい。 1.3 よって稿ではまず音楽作品の存在論についてのい

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