あなたの顔の半分に赤いアザがあったら、どんな人生になっただろう? あなたの子どもが顔に治せない問題を抱えて生まれてきたら、何ができるだろう? 顔のあざや奇形、アルビノ(※生まれつきメラニンが欠乏することで皮膚や毛などに色がない遺伝子疾患)などの「顔面問題」によって社会的に排除され、外出や就職、対人関係などに困難を抱えている人は少なからずいる。 この問題に苦しむ当事者を“ユニークフェイス”という造語で表現し、当事者の苦しみを日本で初めて本格的に社会に訴えたジャーナリストがいる。石井政之さん(54歳)だ。 石井さん自身、生まれつき顔に血管腫があり、子どもの頃は学校でひどいいじめに遭っていた。 大卒業後、顔にアザやキズがある当事者の取材を始めた彼は、やがてその取材に疲れ、報道カメラマンに憧れて中東へ取材に飛んだ。だが、レバノンで顔に赤アザのある女の子に出会い、顔のために苦しむ人の問題をライフワー

