2018年9月に公開された劇場版「フリクリ プログレ」は全6話で1本の映画が構成されています。その中でも、見た目が他の話数とは明らかに異なる第5話を生み出したのが末澤慧監督と制作会社シグナル・エムディです。 ああいった見た目になったのは、末澤監督らが「原画作業者の描いた絵をそのまま画面に出す」ことを目的としたため。いったいどのように作業は行われたのか、業界関係者向けの情報交換・交流を目的としたイベント「ACTF2019」で行われたセッションで、末澤監督が具体的な資料を示してそのワークフローを明らかにしてくれました。 劇場版「フリクリ オルタナ」& 劇場版「フリクリ プログレ」本PV - YouTube 「『FLCL Progressive Episode.5』における制作事例発表」 登壇したのは末澤監督と制作進行・寺田和生さん。 発表内容は「1.ワークフローの目的」「2.レイアウト・原画作