(1)アニメ制作の今と昔 今は昔、アニメーションと言えば、紙に描かれた絵をトレースマシンでセルに熱転写し、裏からセルアニメ用の絵の具でひたすら塗る作業の連続でした。沢山の絵の具を管理しなければいけないし、色を塗り間違えたら一からやり直しが必要だし、塗ったら絵の具が乾くまで待たなきゃいけない。それは、それは大変でした。 これが昔のトレースマシンです。 キャリアと言う板に動画をはさんで、カーボン紙を敷いて、更にセルをその上に載せて一気にトレースマシンを通し、その熱で絵をセルに転写していました。 でも今や世はデジタルの時代、アニメ制作といえばRETAS STUDIOです。トレースマシンの熱で汗だくになっていたトレース作業が、パソコンとスキャナで出来て、信じられないくらいに快適になりました。 熱くないし、カーボンで手も汚れない、セルの管理もバッチリ。デジタルの恩恵をフルに受けられるRETAS ST