中国で新たに発見された角竜フアリアンケラトプス・ウカイワネンシス(Hualianceratops wucaiwanensis)の想像図(2015PORTIASLOANROLLINGS) 中国のジュラ紀の地層から出土した化石が、角竜(トリケラトプスの仲間)の新種と判明、12月9日に学術誌『PLoS ONE』に発表された。 大きさはイヌと同程度で、頭骨には謎のデコボコがあった。学名は「装飾された顔」という意味のフアリアンケラトプス・ウカイワネンシス(Hualianceratops wucaiwanensis)。論文によると、この化石は約1億6000万年前のもので、これまでに発見されている角竜の化石としては最も古い部類に入る。 デコボコは戦うため? フアリアンケラトプスの頭骨のデコボコがどんな機能を担っていたのかはまだ分からない。論文の共同執筆者である米ジョージ・ワシントン大学のジム・クラーク氏