『死ぬ気で行動する人にだけ運は必ず味方する』(早川勝著、かんき出版)の著者は、外資系生保および大手生保のトップセールスマンとして、数々の実績を打ち立ててきたという人物。しかしそうでありながら、「自分にはそれほど実力がなく、たいした自信もない」のだといいます。 では、そんな私が四半世紀にわたり、フルコミッション(完全歩合給制)のプレーヤー・営業所長・支社長として、また、本部の統括部長・本部長として、さらには、研修講師や作家として、世間から認知されるまでに活躍することができたのは、いったいなぜだったのだろうか。(中略)それは「運」がよかったから、である。(「まえがき」より) シンプルすぎるようにも思える結論ですが、「断言してもいい」と著者。しかも、それは著者だけに限った話ではないのだともつけ加えています。逆にいえば、いくら能力が高かったとしても、能力を発揮できない環境にいたり、公平に評価されな