「くさうま」と呼ばれる宇部ラーメンをご存知でしょうか。 首都圏での知名度はあまりないかもしれませんが、山口県の宇部市内で60年間ひっそりと受け継がれてきたご当地ラーメンです。 その特徴はこんな感じ。 本州では唯一、久留米ラーメンの流れを汲んだ、正統派とんこつラーメン 茶色く濁った濃厚なとんこつスープと、やわめに茹でた中太麺の組み合わせ とんこつラーメンでありながら、キクラゲではなくシナチク(メンマ)をのせる 強いとんこつの臭いと後を引く味のうまさ(通称「くさうま」) ▲宇部を代表する一久のラーメン(写真提供:株式会社一久食品) 宇部市内外に8店舗を展開する“宇部ラーメンの雄”こと「一久(いっきゅう)」ではなんと、50年も前の昭和45年からお持ち帰り用のラーメンを販売しているとのこと。まさにお土産ラーメンのパイオニア! これだけ歴史の古いお土産ラーメンを、わたしは他に知りません。 今回は巣ご