ブックマーク / xtech.nikkei.com (8)

  • 市場調査編 2010年国内のスマートフォン市場、iPhoneのシェアは低下、Androidのシェアは2倍に

    開発者の視点からiPhoneAndroidを比較する連載の第6回。今回は、市場としてのiPhoneAndroidを比較する。ミック経済研究所によれば、2010年度、iPhoneの販売台数の伸びは前年対比で11.4%増の156万台と減速し、国内スマートフォン市場(PHSベースのスマートフォン含む)でのシェアは32.8%と落ち込むと推測される。Androidスマートフォンは前年対比300%の販売台数96万台、国内シェアも20.2%と2009年度の2倍近く拡大すると予想される。 2008年度、日のスマートフォン市場はれい明期にあった。ごく一部のITリテラシーの高いユーザーや、ビジネスでの利用が大半であり、出荷台数も138万台にとどまった。 しかし2009年度に入り、「iPhone 3GS」の発売とともにスマートフォンの認知度が向上。国内スマートフォン市場は前年対比219%の高成長を遂げ、3

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  • 広告主、メディア、代理店の“隙間”を埋める、グーグル辞めてもミッションは同じ

    博報堂、電通、グーグルと職場を変えながら一貫してネット広告、マーケティングに携わってきた高広伯彦氏(関連記事1、2)は2009年1月初旬にグーグルを退社。「スケダチ 高広伯彦事務所」を屋号として、広告代理店、メディア、広告主を対象に、広告ビジネス企画/開発サポート、広告キャンペーン企画を中心としたコンサルティング、プランニング事業を個人事業主として始めた。同氏は博報堂、電通を経て2005年12月にグーグル入社。その業務だけでなく個人ブログ「mediologic/weblog」などを通じて広告業界における影響力は大きく、独立は話題を呼んだ。その背景と高広氏が考えるネット広告、ネットマーケティングの現状、課題について聞いた。 (聞き手は、杉 昭彦=日経ネットマーケティング) 独立の経緯は。 事務所のドメイン「sukedachi.jp」を取ったのは、実は、電通を辞めるタイミング(2005年)だ

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  • 第1回 危機到来、作戦を練る

    それは、2009年9月のことだった。定期的に開催していたシステム運用会議にて、メンバーから報告があった。「『モバゲー(モバゲーダウン)』のアクセスが急増しています」。 「耐えられない」と答えるわけにはいかない 急激な変化であった。9月16日ごろは約5億ページビュー(PV)/日だったが、9月23日には約6.3億PV/日に増えていた。2009年8月は前月比5.6%増でPVが伸びていたが、このままでは100%増の伸びになることが予想された。 変化を生んだ要因ははっきりしている。『怪盗ロワイヤル』や『ホシツク』といった、いわゆる「ソーシャルゲーム」による効果である。これらのゲームは新しいタイプで、ゲームの中で人と人がかかわり毎日少しずつ変化が起こるため、このタイプのゲームをやり始めると、毎日アクセスしたくなるという。それが、アクセス増につながっていた。 当初は限定ユーザーに向けてベータ版として公開

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  • うっかり編集者のビジネス・ツイッター

    ツイッターの普及とともに、ツイッターを活用する企業が増えてきた。例えばソフトバンクグループでは約2万人の全社員がツイッターで情報を発信しているほか、孫正義社長も自らつぶやき、15万人以上のフォロワーを持っている。ほかにも、テーブルマーク(加ト吉)などが積極的にツイッターを利用して人気を博している(関連記事)。 企業にとってのツイッターの魅力は、ほとんど費用をかけなくても、大きな効果を得られる可能性があるところだ。3月4日に発行した新刊『ビジネス・ツイッター』(シェル・イスラエル著)では、そんな成功事例を数多く紹介している。例えば米デルは、ツイッターを通して中古のパソコンを2年で300万ドル(約3億円)売り上げた。顧客満足度が低いことで有名だった大手ケーブルテレビ会社のコムキャストは、ツイッターによるユーザーサポートで9%も顧客満足度を引き上げた。ビデオ共有サイトのseesmic.comは、

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  • iPhone利用者の50%が毎月有料アプリを購入、Android利用者では21%

    米AdMobが米国時間2010年2月25日に発表したモバイル・デバイス市場に関する調査結果によると、モバイル・アプリケーションの購入に最も積極的なのはiPhoneユーザーで、50%が1カ月あたり1以上の有料アプリケーションをダウンロードしている。iPod touchユーザーではその割合は35%、Androidユーザーでは21%、webOSユーザーでは24%だった。 1カ月にダウンロードするアプリケーション数は、iPod touchユーザーが平均12.1(有料1.6/無料10.5)で最も多かった。iPhoneユーザーは平均8.8(1.8/7.0)、Androidユーザーは平均8.7(1.1/7.6)、webOSユーザーは平均5.7(0.6/5.1)だった。 アプリケーション利用に費やす時間もiPod touchユーザーが1日あたり平均100分と最も長い。webOS

    iPhone利用者の50%が毎月有料アプリを購入、Android利用者では21%
  • [ITpro Challenge!]1000万会員のモバゲータウンを一人で作った---DeNA 川崎修平氏

    ITpro Challenge!]1000万会員のモバゲータウンを一人で作った---DeNA 川崎修平氏 「”こう”使われるだろうな,とイメージしながらアプリケーションを作る。それが思った通りかどうかをフィードバックで確かめながら,顧客の意識とすり合わせていく」---ディー・エヌ・エー(DeNA)取締役の川崎修平氏は9月5日,イベントITpro Challenge!で「モバゲータウンをこうして作った」と題し講演,自身の経験から得られたアプリケーションの開発手法やサービス作りの心がけなどを説明した。 川崎取締役は「モバゲータウン」をはじめ,携帯オークション・サイトの「モバオク」や「ポケットアフィリエイト」といったディー・エヌ・エーの中枢を成すサービスの開発に携わる。 川崎氏の少年時代は「ゲームが好きでマイナー志向のオタク。将来の夢はゲームを作るひと」だったという。大学に入り,プログラミング

    [ITpro Challenge!]1000万会員のモバゲータウンを一人で作った---DeNA 川崎修平氏
  • アドボカシー・マーケティング

    顧客との信頼関係を築くためには、目先の利益にとらわれずに自社の利益にならなくても顧客の都合を優先させよ、という考え方のこと。時に他社製品を紹介することも。 「他店より1円でも高い場合には係員にご相談ください」という宣伝文句は、値下げ競争に走る家電量販店の勢いを感じさせるものでした。しかしインターネットの普及とともに、新鮮味を失ってしまいました。消費者は係員に相談せず、一番安い店をインターネットで見つけてあっさりとそこへ流れてしまいます。価格だけではありません。各種の商品比較サイトには、発売された瞬間から購入者による使い心地などの評価が次々に書き込まれていきます。 情報を交換し、賢くなっていく消費者に対して、企業は商品開発や販売促進に一層の知恵を絞らなければなりません。そうした背景から注目されているのが「アドボカシー・マーケティング」です。米マサチューセッツ工科大学のグレン・アーバン教授の著

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  • 1994年に似ている、iPhoneとAndroidの今

    「そんなこと3万人くらい気づいてますよ」。 筆者が立てたある仮説を同僚に話してみたところ、不機嫌そうに言われたのが上のせりふだった。ある仮説とは、iPhoneAndroidを取り巻く2010年現在の状況が、1994年に似ているということ。米Appleの携帯電話iPhoneは、日国内での販売台数が300万台を超えたと言われている。それを追撃するのが、Googleの携帯端末向けOSであるAndroid。2010年中には、いくつかの国内メーカーからAndroidを搭載した端末が出荷されそうだ。この状況が、1994年ごろのApple Macintoshと、MicrosoftWindowsの普及を進める状況に似ていると感じて、同僚に話してみたのである。 話を聞いた同僚は不機嫌そうに「なにを今さら…」と言っている。引き留めつつ筆者は聞いた。「それは全世界で3万人?それとも日で?」。彼は答える。

    1994年に似ている、iPhoneとAndroidの今
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