昨年10月ハマスの襲撃をきっかけにしたイスラエル軍のガザ侵攻が始まるまで、パレスチナの問題を私はまったくわかっていませんでした。恥ずかしいことに本当に全くと言っていいと思います。知らなければのんきにしていられたかもしれない。けれどそうした無知や無関心が、どこかの誰かを見殺しにしているかもしれないし、いつか自分にも降りかかる災厄を生むかもしれない。この理不尽な暴力が日本にだけ自分にだけは向けられないという根拠はなにもないと思いました。そもそも、見ないふりをするにはガザで行われていることは残虐非道すぎて耐えられないということがあります。 もちろん、世界中で同じように理不尽で凄惨なできごとがたくさんあることも、過去にあったことも、日本が加害者でも被害者でもあったことも知ってるのですが、それでも、こんなにもたくさんの赤ちゃんや子ども達が殺される、戦争とは言えない、強い者が弱い者たちを皆殺しにしてい