ひさしぶりのブログ。 ブラウザの処理能力の進化を測るには個人的に画像処理が一番わかりやすいです。 今回は画像内にあるオブジェクトのコーナー(corner:頂点, エッジの交点)を検出をしてみます。コーナー検出に用いられる特徴点検出法はいくつか提案されていますが、今回はブラウザ上で実行することを考慮し計算量とメモリ使用量の観点からHarrisオペレータを採用します。 Corner Detection using Harris Operator コーナー検出法についてはWikipediaを参考に。 コーナー検出法 – Wikipedia Harrisオペレータは微分幾何学に基づくアプローチを採っています。難しいことは置いといて簡単に説明すると、「一次微分値(差分)が一方向に大きければエッジ、多方向に大きければコーナーである」という知識に基づいて計算されます。特徴”点”を求めるには通常は二次微分
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